バタフライエフェクト | 吐露アンプリファー

バタフライエフェクト

その内部を考えると人生はカオスである。


人生の各瞬間瞬間を初期点と捉え、バタフライエフェクトを意識しながら生きていこうと思う。


現在から過去に遡り、その過去から現在に対してバタフライエフェクトを起こすというのは映画の世界に限られるが、現在から未来に対してバタフライエフェクトを意識するというのは可能だ。



***補足***


以下、共にWikipediaより引用


バタフライエフェクト(バタフライ効果):


バタフライエフェクトとは、カオス理論を端的に表現した思考実験のひとつ。カオスな系は初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して結果に大きな違いをもたらす。そのことが「北京で蝶が羽ばたくとニューヨークで嵐が起こる」とよく例えられ、これをバタフライ効果と呼んでいる。



カオス理論:


カオス理論は、決定論的な動的システムの一部に見られる、予測できない複雑かつ不規則な様子を示す現象を扱う理論である(ここで言う予測できないとは、現在人間の持っている数値計算手段ではという意味で、例えのことである)。カオスの定義は、研究者ごとに違い、統一的な見解は得られていないが、およそ以下の性質を持つものとされている。


・周期性を持たない
・リアプノフ指数が正
・何らかのポアンカレ写像により、テント写像が確認できる(ローレンツカオスの場合)


また、カオスには以下の特徴が現れる。


・自己相似
・単純な数式から、ランダムに見える複雑な振る舞いが発生する
・初期値のごくわずかなずれが、将来の結果に甚大な差を生み出す(バタフライ効果)
・過去の観測データから将来の長期予測が困難となる


一部のシステムが複雑な振る舞いをするのは、その振る舞いを表す方程式の非線形性が原因である(後述するローレンツカオスの場合、テント写像により引き起こされる)。自然界において観察できるシステム(大気、プレートテクトニクス)や、社会的なシステム(経済、人口増加)などは、カオス的振る舞いを示すものが多い。