他人と同じ | 吐露アンプリファー

他人と同じ

興味深いことが書かれていたので以下に引用する。




他人と一緒でありたいという意識は、もうやめた方がいい。


それじゃ存在している意味はないんだから。


これから必要なのは、どんな人物になりたいのか、はっきりさせることだと思います。


そして、社員として働くなら、それを実現できる企業に属することです。



(「プロ論2」 住信基礎研究所主席研究員 伊藤洋一 のセクションより)




組織において「人は財産」というのは自分の組織運営経験からまさに実感するところである。


そして、サークルや趣味による活動のような非営利な組織では別かもしれないが、


企業のような金銭的利害関係が絡む(金銭的利害関係で人と組織が結ばれている)組織においては、


その組織において他の人と一緒で誰とでも代わりが利く人っていうのは経営陣からすればその組織に必要ない存在だと簡単に予想できるところである。


つまり、まさにその組織においてその人の存在意味は無いとされる。


これは極論でも何でもないと思う。


人と違うっていうのは、仕事ができるとかそういうことだけじゃなくて、


人と違ったスキル、個性、考え方、人生経験、秀でた容姿、等を持っているということでも全然良いと思う。


ただ、誰しも個性・考え方等は違ったものを持っていると思われるが、それは表に出さなければ他者からは決して見えず、そして群に埋没する。


そして、自分がどんな人物になりたいのか、そのビジョンをしっかり持っていてそれに沿って動いてる人ってのは頼もしい。