成功する人物の7つの行動特性 | 吐露アンプリファー

成功する人物の7つの行動特性

スティーブン・R・コヴィーの『成功する人物の七つの習慣』(32言語・75ヵ国で計1500万部を越えるベストセラーとなった書物)から興味深いことが引用されてたので以下に引用する。



成功する人物の7つの行動特性



1.前向きである


自分の行動に責任をもつ。環境や状況、条件のせいにしない。どんな状況でも、どんな相手でも、自分で考えて主体的に対応を選択する。


2.物事に着手する時点で最終状況を思い描く


自分の達成したい未来、自分の進むべき方向や目的を明確に把握している。深い信念や主義、真理などを生きる指針としている。


3.やるべきことからとりかかる


規律正しい生活を送っている。緊急を要さなくても重要な事柄を優先する。


4.全員が勝者となるような解決策を考える


何事も全員で分かち合えるだけ十分にあると考え、関係者全員に有益となる解決策を見出そうとする。


5.相手から理解される前に相手を理解しようとする


理解してから理解されることを考える。相手の感情と話の内容の両方を十分に理解することを考える。


6.相乗効果を生み出そうとしている


他者との違いを重んじ、その多様性を活かして物事を成し遂げようとする。部分の総和以上の結果を目指す。


7.切磋琢磨している


絶えず向上、革新、改善を求め、学ぶ姿勢をもち続ける。



コーヴィーは、この七つの項目は、自分自身を変えるプロセスなのだと言う。


これらの項目は決して応急処置となるものではない、しかし、すぐに現れてくる結果も必ずある、そして、このプロセスを最後まで見届ける忍耐があれば、十二分にその価値を知ることができる、と。すなわち、この七つの習慣を辛抱強く身につけようとすることによって自分自身が変わり、いつしか成功を導くことになるというわけだ。



(「図解 ビジネス理論 30分速習ノート」 ラモーナ・ビジネス・カウンシル 著 より)




現在の自分の場合「1」、「3」が非常に弱い。「環境や状況、条件のせいにしない」という部分は意識してはいるものの依然として非常に弱い。これはさらに強く意識して改善していかなければならない重要な点だとつくづく感じた。



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スティーブン・R・コーヴィー(1932-)

ハーバード大学でMBAを取得後、ブリガム・ヤング大学で博士号を取得。同大学の組織行動および経営管理の教授を務めながら、経営コンサルタントとして国際的に活躍。コーヴィー・リーダーシップ・センターの創立会長であり、現フランクリン・コーヴィー社副会長。