プレッシャーの捉え方 | 吐露アンプリファー

プレッシャーの捉え方

興味深いことが書かれていたので以下に引用する。




舞台が大きくなればなるほどプレッシャーも大きくなる。私も対局でプレッシャーを感じることがあるが、そういうときには、意識的に、


「プレッシャーはその人の持っている器に対してかかるものだ。器が大きければプレッシャーを感じることがないはずだ」


と言い聞かせている。


つまり、置かれている状況がその人にとって乗り越えられるか、乗り越えられないかの瀬戸際のときに感じるのがプレッシャーなのだ。簡単に、楽々と乗り越えられるハードルであれば、ほとんど感じないはずだ。プレッシャーを感じるのは、自分自身がそのレベルに到着していないからだ。


(「決断力」 羽生善治【将棋棋士】 著 より)




この考えを持っていれば、プレッシャーを感じるケースに、自分の器の小ささを測ることができ、


自分にプレッシャーを与える事象に対して、これを乗り越えることができれば、自分自身もっと大きくなれるんだという自己成長へのワクワク感に変換することができる。


プレッシャーを負の力からワクワク感に変換するということは非常に有意義だと思う。


この考え方は自分自身の中にある貪欲な経験欲の根幹とリンクする部分があり興味深かった。